予防歯科

当院で行う定期検診

1. Step01問診・口腔内検査

   

   歯科衛生士がお口のことで困ったことはないかをお伺いします。その際、日々の生活の変化がお口の環境の変化と関係していることもあるので、どんなことでもご相談ください。
   患者様のお悩みを伺った後、お口の中をチェックしたり、レントゲン撮影を行ったりします。また、状況によっては歯と歯茎の間の歯周ポケットの深さを測ったり、歯のグラつきを見たりして、症状の根本原因を探ります。

2. Step02ブラッシング指導

   

   患者様の歯並び、磨き方の癖などを分析し、歯科衛生士がブラッシング指導をします。歯ブラシの持ち方、磨き方、ブラッシング圧などを、患者様ごとにわかりやすくお伝えするのが特徴です。
   鏡を見ながら磨いていけば、どこに問題があったのかが少しずつ理解できて、確実なセルフケアに結びつきます。また当院では、歯ブラシ、歯磨き粉、歯間ブラシなどの選び方のアドバイスも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

3. Step03スケーリング

   

   細菌の塊である歯垢が唾液中のリンやカルシウムなどと結びつくと、歯石になります。
   歯石はブラッシングでは取り除けません。そのため定期的にスケーラーと呼ばれる専用の器具で除去する必要があります。このような処置をスケーリングと呼びます。

4. Step04PMTC

   

   専用の機械を使い、歯の表面を丁寧に磨き上げるクリーニングのことです。セルフケアでは取り除けない歯垢や着色汚れを隅々まで綺麗にするので、終わった後はお口の中がさっぱりと快適になります。また、歯の表面がツルツルになることから、汚れが付着しにくくなるのもメリットです。

当院の歯科衛生士の予防治療への取り組み

Q

患者さんからどんな質問をうけますか？

A

検診時に歯磨きの仕方をお伝えすると、多くの患者様から「こんなに優しい力でいいんですか？」と質問されます。ブラッシング圧は、実際にやってみないと分からないもの。鏡を見ながら磨いてもらって、歯ブラシの使い方や持ち方から正しい歯磨き方法をお伝えするようにしています。

A

歯磨きの仕方について質問を受けることが多いです。その時は、普段どんなふうに歯磨きをしているかを見せていただいて、歯ブラシを当てる角度や動かし方をアドバイスしています。

A

多いのが「どういう状態を歯周病というの？」という質問。口腔ケアのアドバイスをする際にも、歯周病への理解があることが大切なので、必要であれば初診時に先生からも説明していただくようにしています。また、おすすめの口腔ケア用品や、お子さんの歯で気をつけた方が良いポイントなどもよく聞かれます。ぜひ、お気軽にご質問くださいね。

Q

検診で心がけていることはありますか？

A

日々の生活の変化がお口の環境の変化につながることがあるので、お口の中だけでなく、体調についても患者様からお話を聞くようにしています。また、今のお口の状態やお家で簡単にできる歯磨きのコツなども丁寧にご説明。患者様お一人おひとりのお口が良くなるポイントを見つけて、お伝えすることに力を入れています。

A

患者様の疑問や不安を全てクリアにすることです。先生にはなかなか質問をしづらいことも、歯科衛生士になら話しやすいという患者様もいらっしゃると思います。口調や表情を読み取って、疑問が残っている様子なら「大丈夫ですか？」とお声がけをして、患者様が納得されるように丁寧にご説明しています。

A

患者様の一番の悩みである「主訴」をお聞きして、その原因を考えながら最初の問診を行うことです。原因を探るために、主訴だけでなく生活背景もお聞きしますし、お口もレントゲンもしっかりチェック。先生とは違う、歯科衛生士の視点で診て、その結果とともに先生に引き継ぐようにしています。